勉強

2012年5月24日 (木)

オイコノミア 保険の実験

オイコノミアの「保険って結局トクですか?」の前編・後編を観ました。この中で出てきた実験がおもしろかったので紹介します。

 

1.

2つの選択肢の中から、好きな方を選んでください。

1つ目の選択肢は、コインの表が出たら、200円をあげます。でも、コインの裏が出たら、1円もあげません。

2つ目の選択肢は、100円あげます。

 

どうしますか?

僕なら100円そのままもらえるなら、100円貰いたいなと思ってしまいました。

 

2.

今度はまず、200円をあげます。その上で、2つの選択肢の中から、好きな方を選んでください。

1つ目の選択肢は、コインの表が出たら、200円返してください。でも、コインの裏が出たら、そのまま1円も返さないでいいです。

2つ目の選択肢は、100円返してください。

 

 

さきほど、1つ目の実験をしたばかりなので、もうお分かりですよね。

自分が得をするときは確実にもらえることを魅力的に感じますが、自分が損をする時にはリスクを取ってでも損をなくしたいと思ってしまいがちです。

これって結果としては同じになるのに、リスクの捉え方が全く逆になってしまっていますよね。

その逆になっていると分かってはいつつも、やっぱり損をする可能性の時にはリスクを取ってでも損をなくしたいと思いませんか?

 

でも、実は損をする時に100円払ってしまって、200円を払う可能性をなくすのが保険なのです。

冷静に考えると、確かにそうですよね。

でも、なかなか人間の性として、「損したくない」というのがあるそうです。

損をするかもしれないという状況に出くわした時、同じ状況で得をするかもしれないという場合ならどうするか考えてから、判断すると、より適切な判断になりそうです。

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2012年5月16日 (水)

音楽業界のデジタル化低迷から考える電子書籍の未来

音楽有料配信の売上が落ち込んでいます。

音楽有料配信推移

デジタル化という面で、出版業界の一歩先をゆく音楽業界。

その音楽業界のデジタルコンテンツのマネタイズが伸び悩んでいるのは、出版界のことを考えると憂慮すべき事態です。

要因は、多くの人が従来の携帯電話をやめ、スマートフォンを使うようになり、今まで携帯電話で上げていた収益が落ちていることにあります。

携帯電話には「着うた」など、キャリアの通信料支払いと同時に支払えるという「気軽さ」がありました。

しかし、スマートフォンではインターネットはパソコンで見るのと同じ。

よって支払いも、キャリアの通信費とは全く別に、クレジットカードなどを入力し支払わないといけないだとか、コンビニとか別の場所に行って払わないといけないとか、そういう煩わしさがある。

というところですよね。

 

なんだかんだいって単に娯楽なんですよね。わざわざ面倒なことをしたくない人がほとんど。

YouTubeで検索して聴いたり、Craving Explorerで落としてiPodに入れたりとかの方が楽。

今まではガラケーで、そういったことをするのが面倒。お金を払ってでもレコ直でダウンロードする方が楽だった。

 

電子書籍市場規模の売上推移と予想


このグラフは電子書籍市場の売上推移と予想です。

果たして2015年には2000億円市場になるのだろうか。

それにはいかにして、楽に支払えるようにするかが問題だと思います。

 

少し基本的なところに戻ると、電子書籍の市場って、今ほとんどがコミックで、BL・TLが多かったりする訳です。

そういうったものを買う人って、女子中学生・女子高校生・女子大学生とかが多いんじゃないでしょうか?

クレジットカードを持ってないし、面倒なことしなさそう。

まあこれは偏見ですけど、そもそもおじさんなら紙の買うでしょう。

とりあえず、2015年とか直近では、いかにガラパゴスケータイの流通網でできていた支払いの簡易さからできた市場をなくさないことが大事。

電子書籍売上内訳

(インプレスR&Dのサイトから借りて来ました)

このグラフを見て分かるようにケータイ向け市場は2010年が頂点だと予測されています。

音楽市場よりも2年遅れているのは、出版社と著者の権利契約で、そう簡単にケータイだと言っても電子化できなかったから、遅れていただけ。

つまり、一番のグラフ、音楽配信の市場推移が示したように、電子書籍だといっても、このままならどんどんシュリンクしていく。

 

やっぱり直近としては気軽に買ってた層を確保しないといけない。

ケータイでコミックを買ってたけど、スマホに機種変更した人に引き続き買ってもらおう。

それに一番手っ取り早いのは、キャリア決済を可能にした電子書店。

よく出版人は「電子書店間で互換性がないことが電子書籍の普及を阻害している」と言います。

ずっと同じ端末を使うなんてありえませんし、長期に読みたい本を電子で買おうという気には、今の状況ではならないですよね。

でも、今までコミックがガラケーで買ってた人って、昔に買ったコミックを読み返してたんでしょうかね?

そんなに長期的なことを考えてないと思います。

 

電子書籍の最大の魅力って、「手軽さ」にあるはずです。

どこでも買える、どこでも読める。

電子書籍に手軽さが出れば本当に電子書籍の市場が急拡大していくだろうし、そうあって欲しいです。

まずは支払い方法の簡略化が必須。

日本人はモラルはそれなりにありますし、面倒じゃなければちゃんと対価を支払うと言う人が多いはず。

気軽に払えるようになれば、音楽配信も復活するし、電子書籍は成功する!

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2012年5月15日 (火)

オイコノミアがおもしろい 「年功序列は保険」

NHK・Eテレで、「オイコノミア」という番組が春から始まっています。

ピース又吉が、学者と一緒に、現代の若者が関心のあるテーマを解説していきます。

結婚、給料.etc

 

さっき録画していた「給料」の回を観ました。

確かに、給料ってどういう風に決まるか不思議ですよね。

初任給は普通20万ですけど、野村証券のグローバル採用だったら53万だったり、キーエンスは30歳で1000万超えるとか…。でもお笑い芸人なら3年目でも、月1万円くらいらしい(又吉談)。凄く大きな差がありますよね。

 

給料の額は、参加制約とインセンティブ制約の2つから決まる。

参加制約: 働きたい人と、雇いたい人、の需要と供給の人数が揃う点。他の会社と比べてどの会社に勤めようか決めるという点。

インセンティブ制約: 働いている人が一生懸命働くか、サボるか判断する点。

 

年功序列は保険!

という言葉が一番印象に残りました。

Photo


横軸は時間、縦軸は給料・仕事量です。

給料は赤線です。次第に上がっていきます。

仕事のパフォーマンス量は緑線です。勤めたてはむしろ赤字なくらいで、だんだんできるようになっていくが、最後には下がってしまう。

 

これを考えれば、年長者が余計にもらっているのは中年の頃にもらい損ねたのを回収しているという訳で、

会社側から言えば、回収するまで辞めにくくすることで、会社に対する忠誠心がつくという利点があります。

つまり、勤めあげれば、どちらも損はしない仕組みになっているという訳です。

 

しかし、この緑の曲線は、もっと上に振れる社員もいれば、下に振れる社員もいます。

入社時は自分がどんな緑曲線を描くか分からない。日本企業は社員同士の差をあまりつけないので、ダメだった時も保険として働くし、優秀でも働く前は分からなかったと考えれば保険に入っていたと思えばもともとになる。

つまりは上手く働けば非常に合理的なシステムなのです。

 

 

 

 

日本企業の伝統バンザイ!!

 

という訳には、もちろんいかないんですよね。

潰れない企業じゃないといけないし、その社会も成長していないと難しい。

今、大企業は日本の会社の0.3%しかなく、会社全体は年間で6.2%が倒産している。

会社の保険機能が果たせない現代、セーフティーネットを公的な保険制度、例えば失業保険や就業支援などを充実する必要が出てきている、という内容でした。

 

そういう意味では、ベーシックインカムなんて面白いんじゃないでしょうか?

学生時代から自分が活躍できると確信できて、本当に成功しちゃう人は別ですけど、そうじゃない人が今、日本的システムを保険しているのはある種もったいないところもありますよね。

方法はなんにしろ、別のところに保険機能を持たせられれば、労働者の流動性も高まって、より人材が適材適所になるのではないかと思います。

新卒の就活で、本当に就くべき場所に就ける人はいったいどれくらいいるのかは疑問です。

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2011年11月28日 (月)

出版甲子園に行ってきました ゲスト:岩崎夏海さん

大学生が本の企画をし、その企画の質を競う「出版甲子園」というイベントを見に行きました。その紹介と感想を書きたいと思います。

この出版甲子園の審査員はプロの編集者と書店員で、編集者の目にとまった企画は実際に書籍化のチャンスがあります。

 

過去には、

石松宏章『マジでガチなボランティア』、講談社

霜田明寛『パンチラ見せれば通るわよっ!』、タイトル

などが出版され、

マジでガチなボランティアは映画化までされ、同内容が別に再度映画化( 僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. )されています。

 

そんな夢のある大会です。今回で7回目です。(僕が見に行ったのは初めてです。)

審査員は豪華で、角川書店、講談社、集英社、紀伊国屋書店、リブロなどと一流の出版社や書店から集まっています。

ゲストには「もしドラ」こと、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の著者である岩崎夏海さんが来ていました。

 

学生からの企画は12作品が登場しました。

学生本人によって企画のプレゼンが行われ、審査員からの質問、岩崎さんからの意見をいただくという形で進みました。

この中でいくつか面白いなと思ったものを紹介してみます。

※勝手に要約します。

 

『大日本トイレ奇譚』 藤原文味子

周りの友達が充実した大学生活を送る中、自分は何もしていないのではないか。そう焦燥感に駆られて生活していた。ふと大学のトイレに入ったとき、1つの落書きが目に入ってきた。

「トイレには神様がいるんやで」

ご存知、上村花菜のトイレの神様の一節だ。ぷっと吹き出して笑ってしまうと同時に、塞ぎ込んでいた気持ちがなぜか晴れた。そうだ、トイレには自分の居場所があるんだ。そこからトイレを徹底的に巡ることにした。

という感じで、全国の変なトイレを巡ったそうです。で、最後は実家のトイレ。実家のトイレにはお札と仏様の絵が飾ってあり、その意味をおばあちゃんに聞いて締める。

 

『実録!「肉食合コン」のすべて』 村瀬さつき

テーマは「ヤ○○○に光を!肉食女子大生に光を!」

「肉食合コン」とは、聖心女子大学・フェリス女学院大学・白百合女子大学の「スーパーお嬢様」女子大生と、大手広告代理店・外資系金融企業など「エリートサラリーマン」による、西麻布界隈の会員制カラオケ店や、六本木のバーで行われる、彼氏彼女関係になることを目的としない、合コンのこと。(企画発表者談)

村瀬さんは肉食合コンに約100回参加してきたそうだ。それで自分が変わったこと、それはヤ○○○になった、ということだ。周りの子も初めは、インターンシップ的な動機であったり、自己実現のためであったり、単純にエリートな人に近づきたいという気持ちな人も多かった。しかし結局はほとんどみんな単に享楽のために生きる、ヤ○○○になった。

当本人だからこそ分かる実体験をまとめる。社会に肉食女子大生の存在を知ってもらい、過剰な期待にさいなまれる肉食女子大生に勇気を与えたい。

 

『世界一の紙芝居屋ヤッサンの「人生を貫く7つの心」』 高田真理

高田さんは京都大学理系院生。研究に明け暮れていたある日、紙芝居屋のヤッサンに出会う。ヤッサンの紙芝居道に惹きつけられた高田さんは弟子入りを決意。休日はヤッサンに師事し、紙芝居に取り組んでいる。

師匠のヤッサンは紙芝居歴40年で、国内外で活躍する。年商は水あめで1500万円に上っている。長年培った紙芝居道から人生への鋭いメッセージを持っている。

 

他には、

『100年愛されたヒロインがあなたに贈る、恋の処方箋』

『しゃべくり英文法』

『初恋訳 孫子の兵法入門』

『新・現代社会の教科書 ~東大教授のアタマの中をのぞいてみよう~』

『無能の就活 ~人事に体を売らないで!資格も実績もいらない内定理論~』

『国境のはざまで生きる ~一番身近な「難民」のはなし~』

『アイディアがあふれてとまらない脳みそをつくる イスラエル式発想の練習ノート』

『性犯罪に負けない』

『目が覚める科学』

 

編集者や書店員、岩崎夏海さんからのコメントいろいろあったのですが、その中で抜粋・まとめて紹介します。

 

1.自分がすごいと思っても、それはみんなが思うすごさなのか

自分が「これはすごい!」と思っても、本当にはそれはすごいことなのか、客観的に考え直す必要があります。

例えば、「東大教授」と言われた場合、大学生はすごいと思うでしょう。しかし世間の大人から見れば、東大の先生なんてなんぼのもんじゃい、とか思っている人が多いかもしれません。さらには、出版という世界は比較される範囲に制限はありません。東大教授よりも、スティーブ・ジョブスであったり、武田信玄、ナポレオンなどといった方の思考法を知りたいと思うのが当然です。

自分が所属するグループの感性から一歩外に出ましょう。

 

2.とりあげたい問題は世間からどう思われているのか

自分が「これは大事だ、みんな知っておくべきだ」と思っても、それは本当に大切にすべきことなのか、客観的に考え直す必要があります。

例えば、日本に難民が来てもほとんどが認めらずに、自国に強制送還されるか、施設に閉じ込められている、という問題があります。

自分がこれはいけないことだ、もっと難民として認めるべきだ、と思っても、世間の人にはどんな意見があるのか、考えてみます。すると、外国から来た人を難民として受け入れてしまうときに起こる問題や、そもそも施設での生活費用は税金で賄われている、という着眼点もあることに気づくはずです。

もちろんもし難しいテーマの本を出す場合、こういった批判が起こるのは防ぐことできませんし、反応をコントロールすることは不可能です。でも、初めにこういった意見もあると認識してから書けば、より押し付けではない、納得しやすい論になります。

 

3.本は買うもの、商売のものだということを認識する

人は取り上げているテーマが大事だと分かっていても、実際に買うのには勇気がいることです。あまりにも問題を主張して、問題が重くなっていればなかなか買うことはできません。

また、主張したいテーマがあっても、本として書店に並ぶときには、「商売」という風に見られてしまいます。

印税を寄付するなどしないと、どうせ商売なんだろうと思われてしまい、誤解されてしまうこともあります。

 

4.本というメディアであることを考える

なぜ本でしたいのだろうか、ということを考える必要があります。紙でするということは、音声や動画にはないメリット、また反対にできないことがあります。

例えば、発音の参考書を作った場合、こちらからの発音はCDを付録すれば渡すことはできます。しかし、読者が実際に学習してもその発音が合っているかどうか調べることはできません。

 

 

岩崎夏海さんの哲学

岩崎さんの著書に難癖をつけてきたり、批判をする人もいます。よく人はそんなのを気にしてはいけないなどと言います。しかし、岩崎さんはちゃんと向き合うべきだと言っていました。

エンターテイナーとしてある作家は、お客さんを満足させるためにちゃんと向き合う必要がある。お客さんからの意見を無視してしまうことは、非常に高慢なこと。愛情の反対が無関心といわれるように、無関心であってはいけない。

 

また、岩崎さんはプレゼンする学生にアドバイスをしていたのですが、それが興味深かったです。

企画内容よりも、プレゼンテーションの仕方が重要である。プレゼンが上手ければ、本としてまとめる力もあるはずだと思う。また、質問に答え方が上手ければ、この人と打ち合わせしたい、と思う。

つまり、プレゼンと質問をきちんとできる人と仕事をしたいと編集者は思うのだ。

ホスピタリティのある受け答え、柔軟な受け答えをするとよいと言っていました。

 

そして、岩崎さんは人とのめぐり合わせが人生で重要だと言います。

人を見る目が必要だと。

ホスピタリティのある人がよいということに同じなりますが、言葉の中身・内容ではなくて、どのように非言語的なコミュニケーションをするか、そこから人を見るべし。

 

まあ、自分の場合は自分自身がきつい性格なので、心の狭い人は離れていってしまう、自然に周りには良い人だけになると言っていました。笑

ともかく、内容的ではなく、やはりコミュニケーションの質が何においても重要なのだと分かる日でした。

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2011年10月 2日 (日)

「中国が歴史問題にこだわる理由」 第二回講義録

前回は「記号とは」という講義を行いました。今回はなぜ中国があれほど歴史問題にこだわるのかを解説していきたいと思います。

 

第二回講義録 「中国が歴史問題にこだわる理由」

1.国を統治する正当性

ところでですが、なぜ日本政府が日本を統治する正当性があると思いますか?

一番の担保は「選挙」にあります。日本国民は選挙で国会議員を選べます。そこから「私たちの政府は日本を統治するのは当たり前」だと思う、というより、「なんで(今の)政府が日本を統治しているんだ!おかしいぞ!」なんて思う機会はない訳です。

しかし、中国ではこれは非常に核心的な問題となります。

なんで中国共産党は中国を統治できるのか。もちろん憲法などもありますし、法的な手続きはきっちり踏んでいるので、合法的には問題ありません。(自分で作った法なので、当然と言えば当然ですが)。

疑問を生む最大な原因は「選挙が行われない」ことにあります。なんで私たちを統治しているのだろう、と人民が考える可能性は、自然にしていれば十分にあるでしょう。

そこで、中国共産党は正当性を2つの側面に求めることにしたのです。

それが「歴史」と「経済」です。

 

2.歴史

近代中国はアヘン戦争から始まったとも言えます。1840年です。

それまでの中国は世界の覇者とも言えるほど、隆盛を極めていました。しかし、アヘン戦争から第二次大戦以前までは“敗北の歴史”と言っても過言ではありません。列強諸国に蹂躙され続けていました。

その転換が日中戦争でした。

日本人から見ると、第二次大戦はアメリカに負けて終わった、と覚えている人が多いと思います。しかし、ポツダム宣言はアメリカ、イギリス、そして中国の3ヶ国の首脳の名前で発せられました。

つまりは、中国からみれば、第二次大戦とは、「日中戦争として日本に勝った戦争」という理解になります。

この日中戦争が現代中国の礎となる経験となっています。現代中国は抗日という経験を元に成立している訳です。

 

3.経済

もちろん歴史だけでは、現代人は満足できないことがどうしても出てきます。経済的な豊かさが必要です。貧困にあえぐ人は当然自分の国の政府はどうしているのだと不満を持ち、政府を倒そうと考えるかもしれません。

反対に、生活が豊かになっていけば、自分の政府に対して不満を持つ人はまずいないしょう。

中国政府は自国民が政府に不満を持たないように、絶えず成長を続けさせなければなりません。

この経済発展を人民へ見せようと、工業化の負の面や安全性を考慮せずに急速に進める結果、様々な問題が発生しています。この点も重要ですが、これは中国の国内問題になるので今回は割愛します。

 

4.中国にとっての領土問題の重さ

中国政府は国を統治する正当性を国民からもたれやすく、それを防いでいく必要があることはすでに述べました。経済は次々と新しい政策を打ち出していけますが、歴史は容易には解釈を変えられないほど非常に大きな重みを持っています。

アヘン戦争以後の欧米列強との戦争、日中戦争、そして国共内戦。多くの犠牲があり、この重みは動かせません。

現代中国政府はこの歴史の継承者として、正当性の根拠を見出したのですが、つまりはこの歴史観を否定することは自身の政府の正当性を失わせることに、全く同義なのです。

この多くの犠牲を払った戦いの中でも、やはり最も重要なのは日本との戦いです。絶対に譲ることはできないのです。自身が歴史を継承していないことになってしまう訳ですから。

市民にとって、政府の態度が最も分かりやすいのは領土問題です。やはりここでは市民へのアピールを保たなければなりません。

 

5.琉球帰属問題・日清戦争への理解

また、領土問題にはもう一つの意識があります。

日本のせいで台湾が別の政府下になってしまった、沖縄周辺の土地も本当は中国のものだったのにという意識です。

 

沖縄や台湾周辺の地域は、19世紀になる頃まで国の帰順が曖昧な地域でした。

当時の中国の中央政府(清)は台湾の統治に関心はありませんでした。沖縄(琉球)も日本の中央政府から支配を受けていたという訳ではなく、17世紀に島津氏の侵攻を受けて、島津氏・薩摩藩からの統制を受けつつも、中国中央政府を宗主国とする関係を持ち続けていました。

中国人はもしも“その頃ままだったら”、当然台湾は中国の一部で、同じく沖縄周辺地域も中国のものだっただろう、と考えているはずです。

 

当時の日本政府は、今の日本政府よりもずっと国益に適う外交戦略に長けていました。

まず、1874年に起きた事件を利用しました。琉球人が台湾に漂着してしまった後、その琉球人が台湾人に殺されてしまったのです。

中国から見れば、国内での事件として対応するべきでした。中国のある地域の人が、中国の別の地域の人に殺されてしまったとすれば、以前と同じく沖縄も台湾も中国だと主張し続けることができます。

しかし、日本は琉球人は日本人だとしました。日本人が外国人に殺されたと判断したのです。つまりは、台湾はどこか別の国だが、沖縄は日本のものだと理解したのです。

これに対する中国側の対応が(中国にとって)非常に失策でした。

「台湾人は中国中央政府の王化が及ばない『化外の民』なので、責任は中国中央政府にはない」としたのです。台湾人には中国の中央から影響を受けてないから知らないよ、と言ってしまったのです。

そこで日本政府は台湾へ出兵しました。この出兵は、自国民を守るために外国へ攻めるという意味を持っていました。

曖昧だった地域がこの事件のために、沖縄は日本のものと判断される契機になりました。

 

この判断を決定づけたのが1895年。日清戦争後の下関条約です。

下関条約では、台湾と澎湖諸島(台湾の西側にある)を日本へ中国が明け渡すことが決められました。

これの台湾とその西側の島々を渡すということは、それより東側の沖縄はもともと日本のもとだったという解釈しかできません。

下関条約で沖縄は日本だと決まったので、もし日清戦争で日本が勝たなければ、沖縄周辺の島は全部中国のものになっていたかもしれません。

 

こうして、沖縄だけでなく、台湾が中国とは別の国となってしまいました。

台湾が政治的に大陸と分けられたものになったのは、中国人は当然日清戦争にあると考えるでしょう。

台湾・沖縄周辺の領土問題は、もともとは全部中国だったのに、日本のせいで問題が発生してしまった理解があるのです。

 

6.まとめ

中国がなぜ歴史問題にこだわるのか、という理由は、中国共産党が中国を統治する正当性が確立されていないからです。

中国共産党はその根拠として、経済とあわせて「歴史」を選んだのです。歴史とは、現代中国の成立時ことを指し、すなわち抗日となってしまいます。

しかも、領土問題には、もちろん人民に分かりやすくアピールできるという面もありますが、「日本が戦争で混乱させた」という意識があります。中国は歴史問題の中でも、なおさら領土問題には熱が入るのです。

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2011年10月 1日 (土)

「記号とは」 第一回講義録

お久しぶりです。

少し学術的なブログ記事を書きたくなりました。文化構想学部文芸ジャーナリズム論系らしい授業について、いくつか書きたいと思います。

このブログ記事を書くのをきっかけに頭の中を整理していきたいと思います。もし少し間違いがあったらごめんなさい。

 

今日は「記号」について書きたいと思います。

「記号」という言葉はみなさんよく聞くとは思いますが、なんかほわーとした感じの理解の人が多いのではないでしょうか?

ということで、今回は「『記号とは』 第一回講義録」といたしましょうー

 

1.記号の定義

記号とは、「その形とは直接結びつかない概念と結びついているもの」のことを指します。

たとえば、言葉は記号です。信号機の色も記号です。

 

「Aというものを見ると、何か別の行動を引き起こしてしまう」なんてときはAは記号の可能性が高いです。

だた直接結びつかない概念とではなくてはなりません。例えば、「黒い厚い雲」を見たら、「雨傘」を持って行くというのは記号の関係になっていません。持って行った方がいいのは単なる事実です。

では、何があれば、直接結びついていないと言えるのか解説していきましょう。

 

 

2.三大性質その1「二重性」

一つ目は「二重性」があるということです。

当たり前ですが、「意味する形」と「意味される内容」の2つがなくては、何も始りません。

 

意味する形は「シニフィアン」と呼ばれ、

意味される内容とは「シニフィエ」と呼ばれます。

(昔は無理やり日本語に訳して、「能記」と「所記」と呼ばれていましたが、今は流行っていないので、古い文献を読まない限り関係ありません)

 

シニフィエとなるシャーペンの画像これは私が使っているシャーペンですが、この写真に写っている物体を仮に「P」としておきます。(PenのPということで…)

シャーペンという「音」は意味する形なので、「シニフィアン」となり、

「P」は意味される内容ですので、「シニフィエ」になります。

 

このように記号には必ず、「シニフィアン」と「シニフィエ」の2つの関係があります。

 

※シャーペンと書いてしまうと、言葉になってしまっているのでややこしいと思ったのですが、逆にPなんて言われると分かりづらいですか? そうであれば、Pを「写真」に置き換えても大丈夫だと思います。

 

3.三大性質その2「恣意性」

シニフィアンとシニフィエは恣意的に結びついています。

例えば、「P」は「シャーペン」と言われていますが、シャーペンと言われなければならない必然性はない訳です。

なんでペンは「ペ」という音と「ン」という音から合わさって成り立ったのか、その問いには意味がないということです。

もしも、ペンという言葉を知らない人がいて、「P」を見たとき、「ペ」という音と、「ン」という音を言いたくなる、なんてことはないでしょう。

 

4.三大性質その3「示差性」

シニフィアンは、一つの体系内において、相互の差異を示すだけです。

ここもPで示すなら、「シャーペンという『音』」はPそのものと繋がっているというよりは、「ボールペンという『音』」でもなくて、「鉛筆という『音』」でもなくて・・・・、というように「○○ではない」ということが本質だ、ということです。

性質2と合わせて考えれば分かりやすいと思いますが、シャーペンという音を使わなくてもいいということになります。

例えば、英語なら「mechanical pencil」と言いますし、言う本人だけ分かる別の言い方、たとえば「しぺ」なんて言ってもいい訳です。

 

信号機で示すと分かりやすいので、信号機を使いましょう。

シニフィエの示差性を示す信号機の画像信号機の色は3色あり、これが1つの体系となっています。

その中で色がシニフィアン、「進む」「注意」「止まれ」がシニフィエです。

 

シニフィエの示差性を示す信号機の画像もしも青が、カバーが外れて白色になってしまっていたら、どうでしょう?

もちろん、これでも「進む」「注意」「止まれ」は変わらないですよね。

つまり、青は青色じゃなくてもよいのです。黄色じゃなくて、赤色でもなければいいだけです。つまり同一体系内の他のシニフィアンと違い(=この場合では、「注意」の色と「止まれ」の色との違い)を示せればよいだけです。

 

5.まとめ

記号とは、「直接結びつかない概念と結びついているもの」をいいます。

直接結びつかないということには、「シニフィアンとシニフィエの二重性」、「シニフィアンとシニフィエの結びつきの恣意性」、「シニフィアン相互の示差性」があるということを意味します。

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この話はソシュールの言語学の話です。

興味がある人は、丸山圭三郎著『ソシュールの思想』に詳しい説明があります。

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2010年12月29日 (水)

韓国の音楽ファンは戦略家

さいきん、“はいかい癖”が。

やっぱり休みはいいね。
時間にしばられず、てきとーにぶらぶらできます。

ちょっとびっくりしたんですが、

町田のドンキが潰れます

ってか、町田にドンキが2店あるのって、あんまり知られてないとおもうますね。

メガドンキ、
ヤングドンキ?ってので、

メガの方がつぶれると。

ま、ええけどさ。ちょっと寂しいですね。
すごいんですよ、このドンキ。めちゃんこ広いです。

町田にはかんなり大きいダイソーもあります。
ギガダイソーと言います。

でも、ドンキって消防法ぎりそうな、ごっちゃごっちゃした店内じゃないとね。
メガドンキって、すっごく広いから、けっこうすっきりしてて。
なんかドンキっぽくないw

かわって、ヤングのドンキは、まあ、両店今日行ったんですが、
やっぱり

カオス。

いいと思う。

メガドンキに取り込まれてる、福家書店で、“K-POPがなんでこんなにブームになったのか”っていうテーマの本を立ち読みさせて頂きました。
(さすが福家書店。サブカルに強い!)

で、その理由は、
まあ、良く言われてますけど、

韓国の市場が小さくて、海外進出しないと、そもそも成り立たないから、頑張ったことが最大要因だと。

でも、ほんと、韓国民ってかわいそうです。
(※以下、その本の情報)

音楽市場規模って、すっごく世界的に偏りがあるんです。

1位 アメリカ
2位 日本

・・・

3位 ドイツやイギリス

で、2位と3位で、ダブルスコア状態です。
ともかく、日本とアメリカの音楽市場は恵まれてる。

ちなみに韓国はだいぶ下で20位台。

 

日本人ってありがたいですよーー。

 

韓国がなんでこんなに低いかって言えば、もちろん、人口や所得の問題もありますけど。
注目視されてるのは、

違法ダウンロード。

 

韓国市民は買わずにダウンロードしちゃうんですよ。
アーティストにお金がながれない。

どこかの中国とかも著作権無視とかやってるけど、
それって、基本的には外国のモノをパクってる訳で、“今の中国”だけのことを考えたら、著作権なんて無視した方が発展するから、ある意味、国民は国益に適った行動ですよね。

でも、韓国の違法ダウンロードって、自国民のアーティストを殺そうとしてるようなものでしょwww

まあ、いいけどさ。
逆に今考えてみて、サムスンやらLGやら、内需が全然ないから海外進出に積極的で、成功してるし。
韓国アーティストも、ある種、海外進出が必然になって、アジア中でブームが起きてるらしいし。

そこまで考えてたら、違法ダウンロード者って、すごっ。
天才だwww

 

ただし、
よく言われてるのが、

 

海外でもウケるほどハイレベルを要求される

英才教育が必要

芸能事務所などが高いコストをかけて育てる

高いコストをかけた中、1部の成功したアーティストから、事務所は儲けようとする

アーティストにとって、不利な契約を結ぶ

いざ、成功すると、そのアーティストは、事務所がやたらお金を取ってることに不満を持つ

メンバー間、事務所アーティスト間で金銭的トラブルが起こる

解散

または、
成功すると、韓国ネット界の執拗な中傷→自殺

とかね。
もうさ、
僕は、素人っぽくっていいと思うんだ。

シルシルミシルとか、お願いランキングのちょいたしのとか。
普通のADが出てくる。
あと、AKBとかさ(笑い

完全をめざさなくてもいいんじゃない。
まったりいこうよ。

 

そういや、
おもしろい日本の文化があります。
日本の、というか主に吉本の文化なのかな。
(文春か、朝日か、新潮の最新号のネタ。立ち読みでw)

お笑いブーム、
吉本興業がなかったら、今のテレビにはなってなかったんじゃないか、ってくらいですけど、

若手・中堅の給料がやたらと安い。
韓国の芸能事務所と比べて、どうなのかはちょっと分かりませんが、たぶん同等レベルに安いっぽいです。(おそらく)
でも、なんで成り立つのか。

先輩がいるから。

いろいろ先輩が面倒見てくれたり、実質的な金銭援助もしてくれたり、
ともかく、あったかいと。これが、自分の財布の中がとぼしくとも、不満が起きないというわけで。

中途半端に貰うと、反ってそれで安心しちゃうらしいです。
(日本の人口・所得ともに多いので、今の海外進出が上手くいかない日本企業を見ればわかる)

たとえば、
ムーディ勝山だと、「左へ受け流す~♪」で着うたで数億円の利益が出たのに、数百万しか本人には利益が行かなかったとか。
これを抗議したところ、
「今お金が得られるのと、後でお金がなくなるのとどっちがいい」と言われたらしい。

 

ただし、今のムーディ勝山の状況については、ノーコメントで。

まあ、まあ、まあ、
どういう形がいいのかって、そうとう微妙なところがありますよね。

ただ、こういうのでかなり抗議して、一時的にお金をもらっても、クビになったら、かなり干されるらしい。
そういうところ、怖いからね。

ぶっちゃけ、タレントとか、実際裁判沙汰とかになって、たとえ全面的に勝ったとしても、
たいてい、好感度は裁判になった瞬間に回復出来ないほど底になってるよね。

最初にどうやって契約するかだなー。
まあ、デビューしてないひよっこの身分で契約をいじるなんて、そうとうだろうけどww。
まあ、変な契約しちゃったらドンマイだ。

で、結局なんだっけ。
ああ。
不正ダウンロードはよくないなっ
ってことか。

 

そういや、
早稲田祭のルーティン曲、

ある人の曲がやたら音質悪っと思ったら、
YouTubeから落としてきたやつだったらしい。

それはよくないよっ。

って、
僕も、大塚愛の曲、他のメンバーから貰ったんだけどwww
人のこと言えなー(笑

てか、ふつうに僕もYouTubeの違法コンテンツ見るよ。落とすよ。
てか、違法コンテンツ見ない人なんて、インターネット使う人には皆無だと。

うん、やっぱりいいや、
infinityの演技見て、
「やべー感動、ぜったいあの曲買わなきゃ」ってなるじゃん。たぶん。
そしたら、経済貢献してるしね☆★

--

PS

まあ、実際のところ、別にある程度は違法ダウンロードいいんじゃないかな。
結局、それで盛り上がれば、新曲が出たら、皆買うかもしれないし。

だって、よくさ、
「みんなが知ってる。けど、自分にはプレミア感が欲しい!」って思うじゃん。
“認知されるレア”。
(これに手っ取り早いのが高級ブランド品とかだけど。)

そういうときって、
かつての曲を周りの人が違法でもなんでも聞いてて、
“自分だけがそのみんなが知ってるアーティストの新曲を持ってる”

ってパターン、いいじゃん。

あと、違法でも、みんなが知ってれば、メディアにも取り上げられるし、イベントでも盛り上がりそうだし、

まあ、これからは一般にはタダでくばって、一部からお金を集金させて頂くってのもアリだと思う。
まあ、戦略のしようですね。

あと、韓国の状況もある種おもしろいと思うし、
そもそも勘違いもあるかもだから、否定はしてないですよ。

一応、2点だけ最後に付け加えておきます。

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2010年12月14日 (火)

中古でなくて新品を。作家やアーティストのために

中古商品って買いますか?

今日、久しぶりにブックオフで100円じゃない本を買いました。
ブログ進化論」って新書です。

 

ところで、
CDや書籍は再販制があり、定価が決まっています。
出版社などが値段を決めることができます。
おのずと、価格競争が起きづらくなり、値段が安くなりづらくなっています。

つまり、本来買える値段よりも高い値段で、消費者はCDや書籍を購入していることとなります。

 

まあ、価格競争に曝されている他の業界と比べて、言ってしまえば、
出版社やCD会社に寄付をしているようなもんです。

ということを踏まえて、
僕はなるべく新品を買っていました。

中古取扱店じゃなくて、作っている人(とそれを支えている業界に)に寄付したかったから。

(最近、生協と新宿のブックファーストに通いつめてるw)

 

というか、
普通の販売店で流通していないCDを除き、
CDを中古で買うってよく分からなくないですか?

300円とかなら全然買ったらいいと思うんですが、
今日、その本買ったついでに、CDコーナー見て、「これ欲しい!」と思ったものが、2400円 ぶへっ

その音楽を作った人への経済的貢献が全然ないのに、2400円とか、ブックオフにお金あげるとかできないでしょ、ふつう。

しかも、そのアーティストはYouTubeに公式サイトがあって、色んな曲を完全版でアップロードしているので、合法的な形でネットで聞けるのに。。。

なぞい。。。
今時、音楽データじゃなくて、CDパッケージを欲しいのってファンくらいだと思うのに。
わざわざ大して新品と変わらない価格で、中古CDを買うなんて…

 

もちろん、
CDだって、書籍だって、古くなってあまり流通してないものを買うのは、中古品がかなりいいと思います。

 

そう、今日買ったのは、
ちょっと古めの本でした。

まだ読み切っていませんが、初めの方に、

「ブログが05年流行語大賞のトップ10に選ばれました」だとか、

眞鍋かをりのココだけの話が人気」だとか、

 

眞鍋かをり、初代ブログの女王、懐かしいですね。

同じココログ(niftyのblogサービス)を使っていたので親近感がすこしあります。
最近、裁判沙汰があったので、メディアから敬遠されるようにならないか心配です。

もはや、
しょこたんやら、のんぴーす(冷静に考えると、Non Peaceになるsweat01)やら、上地ゆうすけやら、
いろんな人に越されてしまっていましたが、なんとも、ブログも閉鎖されてしまい、寂しいところです。

そういや、
ブログといえば、今日、僕のブログが微妙にバーストしました。
420PVでした。
まあ、バーストっていうほど多くもないですけど、ふだんより5倍くらいだね。
もうちょっとで累計で2万PVになりそうです。

 

 

まあ、まあ、まあ。
とにかく、なんだっけ、あ、そうそう、

新品買いましょう!
書店で立ち読みするなら、ときどきは何か買おう!

ってことなのかな。

 

文キャン生より

---

追記:もちろん中古を取り扱うのは、いいものをこの世から排除せずに、流通させ保存される機能があります。この面は大肯定です。

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2010年9月23日 (木)

シンガポールに行ってきて思ったこと

シンガポールに行ってきて思ったことをまとめます。

 

ともかく、1番に思ったことは、

 

シンガポールはグローバル!

 

 

本当にグローバルです。ひたすら。

政府の政策から、そこに住む人々まで、全てがグローバルです。

 

シンガポールは、非常に小さい国で、東京23区ほどの大きさしかありません。

ですから、資源もないし、市場もありません。

 

だから、外国から企業、人、モノなど、全てを呼び込んで、経済を成り立たせる。

 

そのために、外国人が住みやすい街づくりをしています。

インフラを整えることはもちろん、

ゴミをなくしたり、クーラーをきかせたり、蚊やねずみを駆除したりsweat01

(方法が、罰金だったり、薬をまくことだったりするから、少しおそろしいけど、笑)

 

 

人々は1民族ではなくて、中華系、マレー系、インド系などが共生しています。

民族が違うからどうとか、という意識があまりありません。

さらに英語を使うので、世界中へ触れています。

 

 

 

 

どうでしょう。

日本が今、しなくてはいけない、とよく言われている、“グローバル化”。

グローバル化の果てはシンガポールではないでしょうか?

 

 

 

しかし、今の日本、とりわけ僕の世代、大学生を見ると、グローバル化している、とは全然見えません。

“内向き”であるとか、“草食系”であるとか。

 

「もっとグローバル化しないと、日本の競争力が落ち、国際的地位も下がる。」

さらには、

「若者が希望を持てない社会になる。」

なんて言う人もいます。

 

実際に、一人当たりGDPは、日本よりシンガポールの方が上です。

なんとなく、若者が希望を持って生活しているのか疑問でもあります。

 

 

しかし、

本当に“グローバル化”は必須なのでしょうか?

 

シンガポールは歴史もないし、伝統もない。何も“国”として存在する理由のない地域です。

国である必然性がないのです。

では、どこに解決策を見出したか。

 

それが経済でした。

 

外国の力を上手く使い、成長に成功しました。

国土が狭い。アジアの中心にある。地理的要素も手伝いました。

 

 

片や、日本。

 

 

 

 

日本は世界で2位の経済大国でした。

非常に素晴らしいことです。

 

しかし、世界の中で経済大国であり続ける必要はありますか。

 

今の若者は「えらくなりたくない」。

じゃあ、いいんじゃない。

 

 

イメージとして似ているのが、イギリスだと思います。

かつて、世界を席巻しましたが、今はとりわけ経済大国ではありません。

 

でも、世界から「かわいそう」とは思われていません。

イギリスにはいいイメージを持つ人が多いと思います。それに、イギリスの若者が希望を持てずにいるなどと聞いたことはありません。

 

 

 

おおげさですが、ギリシャやモンゴルなど、世界の中心になった国は順々に変わっていっています。

一度高みを見ると競争意識や危機感がなくなるからだと思います。

 

日本は今、落ちてもしょうがないほど、平和です。

もし1位になりたかったら、国民一同団結でてきてから、再チャレンジでもいいでしょう。

もはや国民全員一致団結しなくてもいいこと、それが“よいこと”なのかもしれません。

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2010年6月 2日 (水)

ITパスポート試験 合格しました

ITパスポート試験の結果が出ました。

合格でした!

 

合格証

 

ITパスポート試験とは

ITパスポート試験(IP)は、独立行政法人情報処理推進機構・情報処理技術者試験センターが、情報処理技術者試験の一区分として行う経済産業大臣認定の国家試験である。2007年に発表された新試験制度のスキルレベル1(スキルレベルは1~4が設定されている)に相当し、2009年春期試験から開始された。

wikiより

 

国家試験ですけど、簡単です。

得点分布は↓な感じ。※6割で合格。

得点分布

僕はちょうど800点だったので、52,299人中3604位ですね。

約7%くらいのところにいました。

 

文芸コースみたいなところにいる僕、本来、コテコテの文系のはず・・・

というところから考えれば、頑張ったんじゃないですか。きっと。

 

ま、しかし、全然文芸とかできないんですけどね。

創るのできないどころか、知識もないですけどね。(文芸コースっぽいところいていいのかsweat02

 

なんかよく分からない部分で勝負するしかないので・・・笑

ということで、あんまり文系っぽくならないようにとは思っています。

それで情報系です。

 

そういえば、

試験といえば、この間、中国語検定3級も受かりました!(自慢。)

クラスの人もちょこちょこ受けてましたけど、みんな受かってた訳じゃないです。僕、授業中発音とか、発言とか(笑)、崩壊してたのに受かったので、クラスメイトには意外に思われたかも。

しかし、紙のテストになると、できたりするんだよね。(笑

中国語A+取りましたし。湘南卒だしshine

(自分のブログでくらい自慢したっていいでしょsmile。最近、(サークル以外の)リアル世界では聞き手に服してるからsweat01

 

でも、やっぱり、

今、中国語のスピーキングの授業取ってるんですが、やはり崩壊してます。

となりの文構生に全く及びませんdash(この文構生、尊敬してますchick

僕の学力は受験向けに偏ってるんじゃないかと思ったりした。紙の上でしかなんにもできないという・・・

しゃべれるようになりたいものですね。 といいながら努力はせず・・・だから・・・

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